ピアノを幼少の頃から習っていれば...
大人になるまで何一つ楽器をやってこなかった人はそのように思うことがありますよね。
子供の頃から楽器をやっていた人を見ると、その人と自分には決して追いつくことができない圧倒的な差があると感じてしまうものです。
今からいくら頑張っても自分にはできるはずがないと。
しかし、この経験の差は音楽理論で埋めることが十分可能です。
本記事では音楽理論によって楽器経験者にできるだけ早いスピードで追いつくための方法を解説していきます。
音楽理論とは
音楽理論は文法です。
語学でもある程度の文法がわかっていないと話すことはできませんよね。
また、スポーツで例えると音楽理論は型とも言えます。
型ができていないと上達することはできません。
つまり、音楽理論を理解していないと話す(曲を弾く)ことができないのです 。
なぜ音楽理論で経験の差を埋められるのか
子供は時間がほぼ無限にあるため、ひたすら練習に時間を費やすことによって自然と音楽理論が身につけられます。
これは頭では音楽理論を理解していなくても経験的に体に染みついている状態です。
一方で大人が同じようなことをするのはほぼ不可能です。
なんと言ってもほとんどの人は時間がないからです。
だから、音楽理論をまず頭にインプットするんです。
音楽理論は文法ですから、文章の組み立て方を知っている状態になります。
そうすることで練習効率は格段に上がり、より少ない練習時間で上達することが可能になります。
音楽理論と実践はセット
ここまで読んだ人は「要するに勉強すればいいんでしょ」って思ったかもしれません。
しかし、ここで注意してもらいたいのが、ただ受験勉強のように必死に勉強すればいいというわけではありません。
音楽理論を学んだらすぐにそれを実践してください。
例えば、Cというコードの押さえ方がわかったら実際にそれを鳴らしてみる。
そしてGというコードを知ったらCの次にGを鳴らしてどのように聴こえるのか確認してみる。
さらにFというコードを知ったらこれらC・F・Gの3つコードを使って曲を作ってみる。
という感じです。
終わりに
音楽理論を最初に学ぶとき正直何を言っているかわからないと思います。
だから、実践して(弾いて)みるんです。
急がば回れですが、音楽理論を学ぶことは必ず音楽人生をより充実したものにしてくれるはずです。
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