コードには様々な種類があります。
メジャー、マイナー、セブンス、サスフォー、ディミニッシュ、オーギュメント、アドナインスなどなど、、、
これらのコードをみなさんは知っているでしょうか?
知っているという人はそれぞれのイメージを言葉で伝えらるでしょうか。
実はコードは名前を知っているだけではダメなんです。
英単語をおぼえる時に「発音とセットで覚えましょう」とよく言われます。
発音できないとリスニングで聴き取れないからです。
英単語をおぼえることと同様に、
コードは響きでおぼえることがとても重要です。
この響きの特徴をおさえておくことで、将来的に、耳コピ、作曲、アレンジなどができるようになります。
本記事では最もよく使われるメジャーとマイナーについて表記方法や響きの特徴など解説していきます。
コードの表記
メジャーコードはCの場合、つぎのように表現されます。
C, Cmaj, CM, C△
マイナーコードはつぎのように表現されます。
Cm, C-, Cmin
それぞれいくつかの表現方法がありますが、
よく使われるメジャーの表現はCとマイナーはCmとだけ覚えとけばいいでしょう。
メジャーとマイナーの響きを比較
メジャーコードの響きのイメージをひとことで表すと明るいです。
マイナーコードの響きのイメージをひとことで表すと暗いです。
これは聴き比べてみるとよくわかると思います。
・Cメジャー
・Cマイナー
いかがだったでしょうか?
明るい・暗いといった意味がわかったかと思います。
また、人によってこれ以外に別のイメージを持った人もいるかもしれません。
嬉しい、喜びとか悲しみ、不幸とか、、、
そういったイメージも正解です。
というか正解はありません。
そのコードに対してなんらかのイメージを持つことが重要です。
音楽では人の感情を音として表現しますから、その音のイメージが感情表現につながっていくのです。
逆のイメージを持たれた方はおそらくいないと思うので、
これからはメジャー = 明るい、マイナー = 暗いという前提ではなしていきます。
明るい曲だからメジャーしか使わない?
メジャーは明るい、マイナーは暗い、、、
なるほどわかりました。
じゃあもし明るい曲を作るのであれば、メジャーコードだけを使って曲を作ればいいのかと言うと、
かならずしもそう言うわけではないんです。
つぎは、喜びの歌(第九)の楽譜の一部です。
曲名のとおり、明るい曲の代表です。

よくみると、一か所だけマイナコードが使われています。
このように明るい曲であってもマイナーコードは使われるのです。
暗いところから明るいに変化した方がその明るさが強調されますよね。
おわりに
今回紹介した、メジャーとマイナーだけ覚えれば、民謡、童謡などの簡単な曲はほぼ弾けます。
また、J-Popなどでも弾ける曲はたくさんあるので、探してチャレンジしてみてください。
自分が弾きたい曲のコードを確認してみましょう。
コードをおぼえたら、即トライすることが大事です。
本文でもいったようにコードは響きで覚えましょう。
これは実際の曲を弾きながら確かめる以外に近道はないのです。
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