ピアノを弾いていて、「コードがうまくおさえられない!」
セブンス、ディミニッシュとか、、、
コードをみた瞬間に「あれ?どの鍵盤をおさえればいいんだっけ?」
って思うことありませんか?
コードをおぼえたての初心者ではよくあることです。
でも、これらの難しそうなコードはうまくサボって弾いてもあまり問題がないんです。
むしろ、すぐにそのコードを弾けないんだったらサボって弾いた方がいいです。
本記事ではピアノでコードをサボって弾いても問題がない理由とその具体的な実践方法を紹介していきます。
このサボって弾く技術を身につけると、ほぼすべてのポップス曲は弾けるようになります。
コードをサボって弾いても良い理由
たとえばセブンスコードの場合
構成する音はCはド、ミ、ソです。
一方、Cメジャーセブンスはド、ミ、ソ、シです。
違いはシだけです。
このシを弾かないのです。
これは例えるなら、スパイスやソースのない料理みたいなもの
ちょっと味気がない気がするけど、全然美味しく食べれる。
みたいなイメージです。
ちゃんとしたコードを弾くことが100点だとしたら、このサボって弾く方法は60点です。
この60点を狙っていきましょう。
コードを瞬時に弾けず、曲の流れを切ってしまうのが最悪のパターンです。
この曲の流れを切ってしまうことは0点です。
少しでもリズムがみだれたりしただけで曲の印象は大きく変わってきます。
100点を狙いにいって0点になるか、はじめから60点を確実にとりにいくか、、、
あなたはどっちをとりますか?
具体的なサボり方
それでは、具体的なサボり方を紹介していきます。
つぎの表のようにおさえる鍵盤を省略します。

たとえば、Cmaj7であればただのCコードをおさえるようにします。
このようにして、使うコードの種類を減らすことで、通常よりも少ないコードで曲を弾くことができるようになるのです。
ちなみに、残念ながら、オーギュメントやサスフォーは省力することができません。
参考までにおさえたを紹介しておきます。

サボったらどれだけ聴こえ方は変わるの?
では、これらの方法を使って曲の聴こえ方はどれくらい変わるのか検証してみましょう。
今回はスピッツの空も飛べるはずをテーマにして比較をおこなっていこうと思います。
・通常の場合

・サボった場合

いかがだったでしょうか?
はっきり言ってそこまで違いがわからないですよね。
このようにセブンスコードを省略しても、微妙な違いがあるぐらいなんです。
おわりに
今回紹介した方法は、正確さという観点から見ると、あまりよろしいと思われないかもしれません。
しかし、初心者としてピアノを楽しむには、「難しい曲でも弾ける」という実感を持つことがまず重要だと思います。
慣れてきたら、ぜひ正しいコードをおさえられるようにしていきましょう。
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